ご挨拶『コモエスタの部屋』へようこそ

 ご挨拶
 いきなりですが21年間継続したサイトのタイトルを変更して中身もリニューアルすることにしました。SNS全盛の昨今、動画や画像が中心となってホームページやブログなどは過去のものになり文字離れが進んでいますが、今こそちゃんとした文章を残し、そして読んでもらう必要性を痛感していた昨今でした。

実は2003年から「ツーリズムラボ・北杜の窓」という観光情報サイトを運営していました。
旅行者(消費者)の視線で観光を語り、偉そうですが観光ビジネスの質を向上させたい。旅行者とプロを繋ぎ良好な関係を築きたい、両者の橋渡しのようなサイトを目指して立ち上げました。思惑、趣旨が両者に理解されたのかピーク時にはコンスタントに日1000ユーザー以上、3000ページビューぐらいの数字が続いていてそこを経由してお仕事のオファーも結構いただき、インターネットの影響力の凄さを知ったものです。これまでにない視点ということもあってかそれなりのユーザー数も獲得し、都内や札幌でブログ&メルマガ読者のオフ会を開いていた時期もありました。

ところがSNSの台頭もあってアクセス数は徐々に減少、同時にほぼ毎日更新していたブログも滞りがちになってtwitterやfacebookで簡単に済ますようになり、サイトの継続も含めて思案していました。

前説が長くなりました。昨年10月、20年間利用しているサーバーなどを管理する会社から契約更新に関するメールが来ていたのですが、何らかの理由でそれが届かず(多分windowsOSの問題)契約期間をオーバーしており、hokutonomado.comのドメインが使えなくなってしまいました。再契約は出来たのですが、それなりのキャリアがあるサイトだったので高値で売りに出されており、15万円以上で買い戻さないと復活できないことがわかりました。

どうしようかと考えていた今年1月、突然タイの日本観光向けのサイトに様変わり。これには愕然としました。タイの観光会社がドメインを取得したのですが、たとえばドットコム以外にもよく使われるドメインが抑えれれており、仮に新しいドメインを獲得してもかつてのページに辿り着くのが難しいことがわかりました。
多分、この会社は拙サイトを以前からチェックしており、空いている隙を狙って購入したようです。やられました。

ちょうどコロナを挟んで観光関連の仕事も減っており、今後のワークライフなども考えるとひとまず役目を終えたかなと思いwebサイト「ツーリズムラボ・北杜の窓」としての活動は終了することにしました(facebook版北杜の窓は継続)。
またこの数年は生業(なりわい)の観光やマーケティング・ビジネスとは別にタブレット純さんのライブの定期開催や落語会、昭和歌謡のイベントなどを企画して趣味の世界ですが新しい分野に手を伸ばしていました。還暦も過ぎ、これまで貯めてきたもう一つの違う自分を出せる場所が欲しい―それを知っていただいて楽しみながらできることをしたい。

本業とは別にして大人が楽しめる良質なエンターテイメントの提供や昭和世代として残せるものがあれば記録に残しておける新しいメディアを立ち上げようと決断した次第です。

いきなりビジネス色の強い「ツーリズム・ラボ」から「コモエスタの部屋」への転身ですが、コモエスタは学生時代にスペイン語を勉強していたこともあり、あだ名が『コモエスタ』でした。ムード歌謡が好きという変わった子供で、特に「コモエスタ赤坂」を唄ったロス・インディオスのファンということもネーミングの由来です。

2019年12月には本家のロスインディス&Ninaを地元の元ナイトクラブに招聘することができました。2020年も開催予定だったのですがコロナで断念。さらにリーダーの棚橋行雄氏が2023年10月に逝去され、思いのある「コモエスタ」という名称を使いたく「コモエスタの部屋」になりました

今後は昭和の大衆娯楽(お笑い・ムード歌謡・アイドル・プロレス・相撲など)の記憶・ 最近の大衆エンタメ鑑賞記や夜の街系(街の変遷・・スナック探訪・キャバレー追憶等)、北杜の窓時代から続けている旅行記や北海道ネタ、また生業の観光ビジネスやマーケ系・日々のできごとなどまるごとコラムとしてお伝えできればと思います。

あらためてご贔屓のほどお願い申し上げます。 管理人

*X(twitter)でも「コモエスタの部屋」のページをつくりました。内容もブログ版とは異なるのでよろしければフォローして下さい。

このコラムの執筆者

マーケティングコンサルタント・コモエスタの部屋ではプライベートで興味のある、昭和のエンタメ系・カルチャー・トラベル等、幅広いジャンルのコラムを書いています。

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